雨の日散歩のコツ

2023年5月29日2024年5月9日

こんにちは！
自然遊び好き保育士のハトです＾＾

もうすぐ６月。

梅雨がいよいよやってきますね！

雨の日が多く、室内遊びを一生懸命考えている

保育士さんも多いのではないでしょうか。

小さな保育園だと体を動かすスペースも限られていたり、

なかなか子どもたちが発散できないなぁと

感じる日もあるかな、と思います。

森のようちえんでは雨の日もお散歩に出かけます。

出かけてみると意外に

結構楽しい！

と、感じられる子どもも多いです。

今日は雨の日散歩のコツをお伝えっしたいと思います＾＾

雨の日散歩の良さ

雨の日はいつもと同じ場所でも景色が異なって見えます。

葉っぱについた雫がきらりと光って、宝石のようにみえたり。

同じ場所でも雨が降るだけで特別な場所に変わります。

河の水が増えていたり、

いつもより音が響いていたり。

五感でいつもとの違いを感じることができます。

大人は理科で習っていたりするので

なんでそうなるのか、わかってしまっていますが…

子どもにとっては不思議の連続です。

よくからないけれど、いつもと違うと感じること、

「なんで今日は〇〇なんだろう。」思うこと。

そんな風に経験することが

小学校に入る前の子ども達には

大切なことだと思います。

保育者や大人が特別なことを準備しなくても

こどもがそれぞれ、何かを感じ、考えられる保育になると思います。

子どもは自ら学ぶ力があるので、

保育者は自然のある場所に連れていって

一緒に感じて、

子どもの思いに共感したり一緒に不思議がったりすると

十分素敵な時間を過ごせると思います。

準備の工程がいつもより多いので

出かけるまでが大変ですが、

その後は素敵な世界が待っています＾＾

服装

・レインコート
　レインコートは短時間であればスーパーなどに売っている
レインコートで十分ですが、短時間であればモンベルなどアウトドアショップで
売っているものが良いです。安いレインコートだと雨がしみてきてしまいます。

・帽子
　　雨の日も帽子は必須です。帽子のツバが顔に雨がかかってしまうのを防いでくれます。
　レインコートについているフードよりしっかり顔がぬれずにすむので、子どもも嫌がらずに
　外に出てくれます。

・靴（防水スプレーをする）
　　長靴よりも靴でお出かけする方が転びにくく歩きやすいで安全です。
　長靴がどうしても良い子は長靴でも問題ありませんが、雨の日も子どもは走ります。
　長靴よりも防水スプレーをして靴でお出かけしたほうが動きやすいです。

話題の防水靴下はもう試しましたか？

[ザノースフェイス] キッズレインテックスユリイカユニセックス防水記名ラベル上下セット TNFネイビー 130

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準備するもの

・タオル（手を拭いたりできるよう乾いたタオルは必需品。）
・お散歩リュックカバー
・ビニール袋（お花や葉っぱを取ったときに濡れていたり、着替えたときなど何かと必要です。）
・雑巾（遊具で遊びたいといったときにふけるように持っていきましょう。）
・タライにお湯（帰ってきたときに足を洗うのに使います。お湯であたためつつ、きれいにしましょう＾＾）

あとはいつものお散歩リュックをもってお出かけしましょう！

ここが楽しい！

・葉っぱやクモの巣についた雨のしずくはきれいです！
　レースで編んだようになります。
　階段などの手すりについた雫を指でなぞって落としていくのも人気な遊びです＾＾

・水たまりも子どもは大好きです。
　足踏みで水しぶきを上げたり、ジャンプでダイナミックに遊んで。
　手をつけてみたり、おしりをつけてみたり。
　どんどん発展していくと温泉のように入っていたり、寝転ぶ子も( ´∀｀ )
　この後が大変なのはわかっているのですが、ダイナミックに動いて喜んでいる
　子どもの姿をみると、「もう。仕方ないな～＾＾」と保育者も笑顔になりますね☆

・川の増水、音の響き方、土や葉っぱの香り。
　五感、フル活用です！いろんな気づきがあります。
　水たまりに雨がぽつぽつ降って丸いわっかができるのを不思議そうにみる子もいました！

注意点

楽しさいっぱいの雨の日散歩もいつもより危険なこともありますので、

注意しながら安全に楽しみましょう！

・滑りやすい（道路、マンホール、土の上、石の上、手すりなど滑りやすくなっています。）

・川の増水（水の量が増えている分、流されやすいので浅いところでも注意が必要です。）

・子どもも大人も視界が狭くなる（レインコートを着ている分いつもより視界は狭くなります。）

・体が冷える前に帰る。

・人の目が少なくなる。（雨の日は外出する人が減り、防犯面でも注意してください。）

・車の視界がいつもより悪い。（道路を渡るときなど、いつもより慎重に。）

・不安な時はクラスの半分ずつなど少人数で。短時間で。

まとめ

雨の日はいつもと異なる環境なので注意も必要ですが…

安全に配慮しながらゆっくりゆっくり。

いつもと同じ場所のいつもと違う表情をした公園をお楽しみください＾＾

しっかり準備すれば大丈夫。

短時間でも子どもは結構体力を使うので、

お昼寝もしっかりしてくれますよ☆

なによりも、雨の日、とってもきれいです＾＾

慣れてくると雨の日にお部屋で過ごすだけは

もったいないと感じる方もいるのではないでしょうか？

ぜひぜひ、雨の日散歩してみてください＾＾