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レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』

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こんにちは!
自然遊び好き保育士のハトです^^

森のようちえんを取り入れた保育園で働いていた時に

みんなが読んでいた、

森のようちえんのバイブルといったら

レイチェル・カーソンの

『センス・オブ・ワンダー』


おっしゃる方も多いかと思います。

こちらも素敵な本なので、ご紹介します!

センス・オブ・ワンダー/レイチェル・カーソン/上遠恵子
目次

レイチェル・カーソンについて

『センス・オブ・ワンダー』の作家である

レイチェル・カーソンは海洋生物学者です。

1907年アメリカに生まれました。

著書に『潮風の下で』『われらをめぐる海』『海辺』『沈黙の春』

などがあります。

『沈黙の春』という作品で環境汚染や破壊の実態を告発し、

世の中に大きな影響を与えたと言われています。

環境問題について興味のある方はご存知の方が多いかもしれませんね。

そして、この『沈黙の春』の次に書かれたのが

『センス・オブ・ワンダー』です。

レイチェル・カーソンはこの本が完成される前に

56歳で生涯を閉じています。

『センス・オブ・ワンダー』は

彼女の周りの友人たちがまとめて出版されたものと言われています。

そして、この本は現代でも色あせることなく

読み継がれているロングセラーになっています。

センス・オブ・ワンダーとは

センス・オブ・ワンダーはいろんな言葉で

説明されています。

自然のものを見た時に

「美しいな」「なんだろう?」「すごい」「すてき」

いろんな心を感じていると思います。

特に小さい子どもは

見たことのないものを「なんだろう?」と感じたりして、

じーっと見つめたり

触ってみたり、

時には踏んでみたり。

全身で自然を感じています。

その感性をセンス・オブ・ワンダーと言っています。

何かを教えるためにではなく、一緒に楽しむために探検する

レイチェル・カーソンは

姪っこと探検に出かけた時も

「この花は○○という名前だよ。」

など、何かを教えるということは

しなかったそうです。

教えてはいないのですが、

子どもは自分で名前を覚えていくそうです。

一度も教えてなくても、

子どもが自分自身の

センス・オブ・ワンダーで

感じたものの名前を自然に覚えていくと言っています。

親の都合で子どもから取り上げない

「汚れるから」とか

「着替えをしないといけなくなるから」

など、大人の都合で子どもの活動を制限することをせず

思う存分子どもが活動できるように

子どもの感性を大切にしていくことを伝えてくれています^^

雨の日はお散歩にうってつけ!

雨が降ると森が生き生きと鮮やかに美しくなると

レイチェル・カーソンは言っています。

確かに、雨露のついたクモの巣が

キラキラ輝いたりしているのは

美しいですよね^^

雨の日はいつもと同じ場所を散歩しても、

全く異なる景色に出会える日になりますね!

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない。(byレイチェル・カーソン)

自然で遊んでほしいけれど、

どうやって遊んでいいかわからないという、

お父さん、お母さんも多いかと思います。

でも、そんなことは気にしなくていいと

レイチェル・カーソンは言っています。

それよりも子どもと一緒に

美しさや、不思議、憐みなどを

子どもと一緒に感じて、一緒に考える

ということが大切ということです。

自然の音を聞くことも楽しい

小鳥のさえずりや虫の鳴き声など

自然の中にもいろんな音楽があり、

それを一緒に楽しむこと、それで十分。

楽しみながら名前を覚えていく。

感じて心を動かしていく経験に価値があると

レイチェル・カーソンは言っています。

感想

この本を読むと

普段忘れていた自然の素晴らしさに

気づかされます。

レイチェル・カーソンが自然に魅了され

その魅力を心のままに表現している文章は

美しく、心に直接語りかけるようです。

日頃の忙しさで

視野に入っていても気づくことのない

毎日を送ってしまっている方も多いかと思います。

(私も、森のようちえんの保育園で働いているから自然に

目が向きますが、それでも普段は小さな自然を感じることなく

生活してしまっています^^;)

子育てをしている期間

子どもと一緒に

大人が忘れてしまっている

センス・オブ・ワンダーの世界を

楽しむことは

子どもだけなく、

大人にとっても

間違いなくいいことだと思います!

大人はつい、知識に目が向いてしまいますが、

子とも時代の感性は特に鋭く繊細で豊かなものだと思います。

その感性を大切に育てていくことは

子どもにとっても親にとっても

豊かな生活や人生につながるのではないでしょうか。

せわしない社会だからこそ、

子育てしている期間だけでも

歩みをゆるめて、

じっくり自然を子どもと感じる時間が取れたら

素敵だな、と思います。


森のようちえんのサークルでは

そういう時間が持てます。

親子でセンス・オブ・ワンダーを一緒に

楽しめたことは、

きっと宝物になることと思います。

文庫本もあます。

センス・オブ・ワンダー (新潮文庫) [ レイチェル・カーソン ]

こども向けの本もあります♪

13歳からのレイチェル・カーソン [ レイチェル・カーソン日本協会 ]
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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 自然ってすごくいいですよね。
    日常のストレスも吹き飛んだり、こころが洗われるようで!
    子供にとっても自然は絶対いいと思いますが、だんだん自然と遊べる場所が少なくなっているのでとても参考になりました。
    ありがとうございました。

    • ainさん
      こんにちは^^
      コメントありがとうございます♪
      自然、いいですよね~
      私も心が洗われるようです!

      自然で遊べるところ、少なくなってきていて、
      子どもと自然が離れていってしまうことのないようにできたらなぁと思っています。

      初めてのコメント、とっても嬉しいです^^
      ありがとうございます☆

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