発達障がいの診断よりも大切なこと

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こんにちは!
自然遊び好き保育士のハトです^^

前にもブログで書いたことがあるのですが、
発達がゆっくりのお子さんに対して
発達検査をすすめられたりすることが
増えてきたなと
保育現場で感じています。

本来、育児書に書いてある
発達の目安というのは
あくまで目安なわけで。

本の通りに育っているお子さんには
なかなか出会いません。

育児書読んで逆に不安になっている保護者も
たくさんいらっしゃいます。

不安になって、相談して、発達検査を受けて。
ご自身が不安で検査を受けたいと思うのであれば、
受けてもいいと思いますが、
保護者や本人が受けたがらない場合は
受けなくていいんじゃないかなーと思っています。

それよりも大切なことを今回はお伝えしたいと思います。

目次

診断は先生によって違う

発達障がいを診断するための検査って
答えが曖昧になってしまうものが多いです。

あと、診断を行うお医者さん自身が
子どもをたくさん見てきている人とそうでない人か、
ご自身の経験も関係してくる感じはしています。

たくさんの子どもを見てきている人ほど
発達障がいとの診断をすることに時間をかけている
傾向はあると思います。

診断に関しては
時間をかけないとわからないと思います。

短時間で診断を出すところもありますが、
そういうところほど
怪しい診断をしているような…。

今後の生活に影響を与える診断なので、
しっかり見てくれるお医者さん選びをお勧めします。

保護者の状態でも判断される

診断には保護者の状態も影響していると思います。
保護者の不安が強いときは特に診断される傾向があるように
現場で感じることがあります。

保育園では保護者が気にしている傾向はあるけれど、
他の子も同じような状態だったりで
え?この子に診断名が付くならあの子もこの子も?
という状況になることもあります。

発達障害の診断名で検索すると
チェックリストとか出てきて
なんだかほとんど当てはまってるような気がしたりして。
不安になって発達検査を受けると結果もひっぱられていきますよね。
子どもが小さければ小さいほど自分で検査を受けるのは
難しいから、結果が親の考えにひっぱられているような感じは否めないです。

子どもの発達であれ?っと思ったときに
不安になるのはあたりまえです。
なので、不安になったら
普段の様子をみている大人に子どもの様子を聞いてみてください。
保育者も幼稚園の先生も学校の先生も
誰にでもそういう視点をその子を理解するうえで頭の片隅に置きながら
日々観察しています。

周りにいる大人が発達検査の話をしてこないのであれば、
様子を見ていくで大丈夫だと思います。

子どもって本当に素敵で不思議な生き物。
現代の子育て環境でドーンと構えて育児するのは難しいですが、
少し肩の力を抜いて、ゆったり構えていても大丈夫ですよ。

社会性はみんな発達中

お友だちのかかわりを見て、
「うちの子、上手にかかわれてないな。」
なんて思うこと、ありますよね。

特に、発達障がいなんじゃないかという視点をもっている
親御さんであればなおさらです。

基本的に子どもはコミュニケーションは下手だと思っていて大丈夫です。
だって、まだ生きて数年、十数年ですよ。
生まれて数年は生まれてきた世界の刺激に慣れて、
安心できる場所を確保して、
生きていくための技術(食べる、寝るなど)を覚えて。
それから家族以外の人とのコミュニケーションを学んで。

集団でのコミュニケーションは幼稚園や保育園の年中さんあたりからです。
小学校はいる前に2年ほどしか経験していません。
小学校6年生でも8年間程度。
まだまだ伸びしろだらけの段階ですよね。

不器用な子ほど時間がかかります。
コミュニケーションが上手にできないから、と
すぐに検査を受けると
ほとんどの子どもが何かしらの名前がついちゃうんじゃないかなという
感じが最近はしています。

まずは、保護者の方がどう感じるのかを大切にしてください。
保育園や幼稚園での様子、学校での様子などを担任の先生から聞いてみましょう。

お友だちとのトラブルが多い、と言われても
小学生ってトラブル多いですから、
どういう状況だったのかをしっかり聞き取りして判断してくださいね。
話を突っ込んで聞いていくと、相手の子どももコミュニケーションが上手にできなかったり、
先生もコミュニケーションそんなに上手じゃないなぁということってあります。
まわりの子どもも先生ももちろん保護者もコミュニケーション技術は発達中です^^
子どもも大人もトライ&エラーを続ける分野かもしれませんね。

自分で判断することが大切

「なんか不安だから受ける。」
「念のため受けておく。」
という感じで検査を受けると
今って診断名がすぐについてしまう状況だと思います。

なので、診断名が必要だと思ったときに
社会で生きていくために援助が必要だと思ったときに
検査を受ける方がいいと思います。

いろんな情報が飛び交う現代なので
子育ても不安が大きくなりやすいと思います。
その情報は正しいのか。

1つ1つを自分で判断して行くことが大切だと思います。

発達障がいがあってもなくても
かわいい大切な子どもであることは
揺るがない事実です。

診断名が付けば、周りの対応が変わってきます。
それは、良い面も悪い面もあります。
そこは保護者や本人で考えて
本人に何が必要なのか。
診断は本当に必要なのか。

必要なのは診断ではなく
その子自身が自分らしくいられる場所かもしれません。

保護者が自分の目で子どもを観察して、
子どもと対話をしていけば、
きっと答えは出てきます。

大事なのは、
我が子が幸せに生活できる環境を
一緒に探していくことだと思います。

それが時間も手間もかかって難しいのですけどね。

一緒に悩みながら答えを見つけていきましょうね^^

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