こんにちは!
自然遊び好き保育士のハトです^^
秋雨で家にこもって読書でゆったり過ごす…
とはいかないのが子育て。
スポーツや音楽や秋にはイベント盛りだくさんで
土日は大忙しですね。
職場でもイベント盛りだくさん。
毎日、駆け抜けるように動いている人も多いかと思います。
隙間時間をみつけて、本屋さんへ。
久しぶりに子育ての本で何かいいものないかなーと
探していたところ…。
本の背表紙見るだけで、
「これは子育て疲れるわけだ…。」
と気づきました。
子育て本の題名のほとんどが
手段が目的になるような題名でした。
そして近くにあった保育書も同じような感じて…。
こうなると保育も子育ても辛くなってしまいます。
この記事は、
保育や子育てがちょっと疲れたな、と
思っている人に届くといいなと思って
書いています。
良かったら読んでいってください^^
子育ての目的とは。
子育てをしていく上で、
「こうなって欲しいなぁ。」
「こうなったらいいなぁ。」
という親の気持ちはあって当然だと思います。
それを子どもに伝えるのも、OKだと思います。
むしろ、こういうものがないと家庭教育の方針が
ブレてしまうこともあります。
”のびのび育ってほしい。””人の気持ちのわかる子に育ってほしい。”
”親子でスポーツをしたい。””音楽をしてほしい。”など。
子どもの幸せを願う親の気持ち。
子どもが将来困らないように心配する親の気持ち。
表現の仕方は違えど、
子どもを思う親の気持ちはいつの時代も同じなんじゃないかなーと
思っています。
多くの方の子育ての目的って
子どもの幸せ
なのではないかと思います。
子育ての手段とは。
目的を達成するための手段として
自己肯定感を育てる
叱らない子育て
モンテッソーリ
頭のいい子に育てる
中学受験(最近では小学校受験も!)
などというキーワードが出てきますね。
そしてそのキーワードを入れた育児書が本当に多いです。
どれも著者の思いが込められていて、
それらを否定する気持ちもなく、
1冊の本にまとめられるのすごいなぁと思います。
しかし、これらの本が本屋さんにずらっと並ぶと
保育も子育てもそこじゃない感が否めないです。
これらのどれを完璧に実践したところで
子どもが幸せになるというわけではなく、
子どもが幸せになる方法の1つとして
こんな方法もあるよ、ということに過ぎないですよね。
手段を達成するための手段になっていませんか。
子どもを幸せにすることが目的で
保育書、育児書はそれを達成するための
手段の1つという立場なのに、
読んでみると、
「これをすれば大丈夫!」
というような言葉が多く見受けられます。
そうなると、読者もその手段を達成するために
育児書に書いてあることを実践して、
うまくいかないとまた育児書を読んで試してみて。
それが悪いとは言いませんが、
だんだん目的が見えなくなってくる危険性をはらんでいると感じます。
目的をいつも忘れずに。
目的を達成するための
1つの方法を知るためぐらいの気持ちで
保育書・育児書を読むのがいいです。
全ての子どもに当てはまる
保育書や育児書は
こんなにたくさんあってもほとんどないです。
それでもいい本というのはもちろんあるのですが、
その本を置いている本屋さんは多くないですね。
目的を達成するための1つの手段が書いてある本なので、
合わないと思ったら堂々と手放しましょう。
頑張らないとできない保育書や育児書は合わないです。
そんなことにとらわれず、目の前の子どもを観察する方が
よっぽどいいです。
目的のための手段なのに
手段が目的になっていないか、
時々自分で確認していけるといいですね☆
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