こんにちは!
自然遊び好き保育士のハトです^^
現在、一時保育を担当しているのですが、
保護者と悲しい気持ちで離れる子どもが
少しでも早く安心できるよう
子どもとの信頼関係を
なるべく早く築けるようにするには
どうしたらいいかを考えています。
子どもとの信頼関係は保育の基本です。
圧力で子どもに話を聞いてもらっているようでは
保育とは言えません。
この記事は
新人の保育士さん向けに書いています。
子どもに自分の言葉を届けるために必要なことを
書いているので、
育児中の保護者の方にも参考になるところがあるかもしれません。
少しでも参考になれば嬉しいです^^
子どもの気持ちを代弁して、受け止める
まず、保育士と信頼関係がない状態の子どもは
登園した時から泣いていますね。
世界で一番信頼できる保護者の方と離れるのですから
それはそれは子どもにとっては大事です。
そして、私たち保育士は
保護者からはがすように子どもの受け入れをすることも
しばしば…。
後々、保育所が安心できる場とわかれば
子どもにとっても良い居場所になると
わかっていながらも、
保護者から離すときは
「ごめんね~」と思ってしまったり。
子どもは今を生きていますから。
JUST NOW!!ですからね。
そんな時は
「ママがいいねぇ。」「ママが大好きなんだね。」
「パパがいないと寂しいね。」など、
子どもの心を言葉にして
ぎゅっと抱きしめてあげましょう。
(ぎゅっとされるのを嫌がる子もいますので、
子どもを見て、判断してくださいね!)
笑顔で、ゆっくりしゃべりかけます。
泣いていても、
穏やかな声と言葉は
少しでも子どもの中に入っていくと思います
何を話していいかわからない場合は、
子どもの気持ちに共感した後、
おうちにもありそうな、
ロングセラーの絵本を読んであげたりするのもお勧めです。
子どもの気持ちを優先する
ひとしきり泣いたり、
泣き続けて落ち着いてきた子どもは
「あっち!」「お外行く!」
「来ないで!」「いや!」
など、主張をする子どももいます。
そんな時は
「主張ができているんだな。」と
子どもが自分の気持ちを出せている状況を良しととらえ、
子どもの主張をできる限り聞きます。
「わかった、お外行ってみようか。」
など、他の保育士と連携をとりながら、
子どもの主張を聞きます。
どうしても主張をかなえてあげられないときは、
「〇〇ちゃんは、◇◇がしたいんだね。わかったよ。」
と、その主張が伝わっていることを言葉で伝えてあげてください。
「△△が終わったら、◇◇できるよ。」など
すぐに対応できなくても見通しが持てるようになるような
言葉もあるといいですね。
子どもが話しかけやすい姿勢を心掛ける
保育士がそばに居ることを拒否したり、
とにかく今は泣きたいと泣いていることもありますね。
そういう時は、泣いている子どもが振り返ったときに
ちゃんと目を合わせられるよう
子どもを観察しましょう。
そして、穏やかな笑顔と一緒に待ちましょう。
子どもが話しかけやすい雰囲気を心掛けてくださいね。
子どももどうしていいのかわからないけど、
思いっきり泣いていると冷静になってくることが多いです。
泣いているときに話しかけることで
逆効果になることもあります。
決してほっておくのではなく、
子どものタイミングを待つことが大切だと思います。
まとめ
保育所や幼稚園は集団生活なので、
どうしても思い通りにさせてあげられないことが
多いです。
子どもの主張を受け止めて、聞いてあげられると
子どもとの信頼関係を作るのに結果的に少なく済むことが多いです。
集団で動くとうのは
大人の都合ですから、
子どもは集団行動ができるようになりたいと
思っているわけではないし、
新しい場所で慣れる前から
みんなと同じように動かないといけないというのは
苦痛になるというのは
理解できるのではないでしょうか。
まずは、子どもの気持ちや主張を受け止めて
ちゃんと伝わっているよということを
子どもが感じられることが大切です。
沢山の子どもがいるなかで
一人一人の子どもに合わせるというのは
周りの保育士との連携なしにはできません。
ただ、できないこともありません。
自分の言葉を子どもに聞いてほしいのであれば
まずは子どもの気持ちを受け止めて
子どもの主張を聞くことが大切だと思います。
子どもに信頼される保育士をぜひ目指してくださいね^^
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